贈り方5つのポイントを教えて!こんぺい部長

贈り方5つのポイント

1.政治家・公務員などの職業でないこと

相手が政治家や公務員、公立学校の先生(特に利害関係がある場合)である場合、そもそもなにか贈りものをするのは公職選挙法や公務員規定に抵触する可能性があるため、禁止です。

贈った自分だけではなく、受け取った相手にも迷惑をかけてしまうことになるので、気をつけましょう。

それ以外については、基本的に感謝の気持ちを伝えるものなので、相手について難しく考える必要はありません。
クライアント様など、お世話になっている人に贈る、という考え方でいいと思います。

ちなみに、自分と相手のどちらが喪中であっても、贈ることに問題はありません。
ただし、ご不幸からあまり時間が経っていない場合は、少し時期をずらしてあえて暑中御見舞とし、無地のしで贈るという方法もあります。

2.今後も継続的な付き合いがあること

贈る相手について、もうひとつ考えておきたいのは、それが「継続的にお付き合いのある相手かどうか」という点です。
なぜなら、お中元(やお歳暮)は「これからもずっとお世話になります」という継続的なお付き合いについて贈るものだからです。

もし毎年お中元とお歳暮を贈り続けるつもりではない場合、お中元を一度限りで贈ってしまうことは失礼になります。
一度限りの場合は、のし書きを「お中元」ではなく、「御礼」として贈るようにしましょう。

3.先方の情報を毎年更新していること

所在地や担当者の変更など、送り先の相手の情報が最新かどうかも把握しておきましょう。
担当者が変わっているのに、以前の担当者の名前のままで贈っては、失礼になります。
また、先方の移転などでお中元の品が戻って来たりすれば、せっかくの手配が無駄になってしまうでしょう。

送り先の情報は年によって変わるものであることを、まずは念頭に置いてください。
日頃お世話になっていたり、お中元やお歳暮を頂いていたりする人や、取引先を、社名や担当部署、担当者名なども記入しつつリスト化しておきましょう。
このリストは、毎回見直しと確認だけで流用できるので、一度しっかり作り込んでおくことをおすすめします。

4.好き嫌いを把握していること

「コーヒーが苦手な人にインスタントコーヒーの詰め合わせを贈った」「アレルギーと知らずに小麦・乳製品を贈った」などは、お中元・お歳暮でよくある落とし穴です。

マイナスの印象になることはないと思いますが、絶対にプラスにはならないので、相手の好き嫌い、アレルギーなどはしっかり把握しておきましょう。

5.相手は企業か個人かで対応を変えること

送り先が企業である場合は、分けるのに手間がかかるものは、誰かに負担がかかるということを覚えておく必要があります。また、個人では喜ばれる商品券・ギフト券も、いざ分けるとなると、難しい問題が生じることがわかります。

教えて!こんぺい部長
ワンポイントアドバイス

マナーを忠実に守ると、どこか堅くよそよそしい感じがしてしまうかもしれません。ですが、贈り物という顔の見えない状況だからこそ、一段と気を配ることで、より一層感謝の気持ちが伝わります。 きちんとしたマナーを守りつつ、遊び心をちりばめた笑顔になって頂けるような仕掛けをご提案します。

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